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大会最多8得点のFP中村充 「点を決めてチームを盛り上げることが役割の一つだった」

   

TAKU4385 (1280x959)GAViC CUPでU-18東京都選抜は2大会連続の準優勝に輝いた。このチームをけん引していたのは、FP中村充だった。
普段はU-18のチームではなく、ペスカドーラ町田アスピランチでプレーする中村は、大会最多となる8ゴールを決めて今大会唯一の個人賞である賀川浩賞を受賞した。
(文&写真:河合拓)

 

 昨年、初めて活動があったU-18フットサル日本代表候補合宿に選出されず、悔しい思いをしていた中村は、しっかりと今大会で結果を残した。その世代別代表をはじめ、将来的にはペスカドーラ町田のトップチームでの活躍にも期待がかかる逸材に、大会後、話を聞いた。

 

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U-18東京都選抜FP中村充インタビュー

――以前、「U-19フットサル日本代表入りに向けて、全日本選手権でアピールしたい」と話していました。残念ながら全日本選手権にペスカドーラ町田アスピランチは出場できませんでしたが、今大会は良いアピールができたのではないでしょうか?

「そうですね。府中サテライトと練習試合をしたときに、森佳祐監督に『U-18の選抜大会があるんだけど』と声を掛けてもらって、この大会に出させてもらうことになりました。メンバーに選んでもらって、監督に恩返しをしたかったですし、本当は優勝が良かったのですが、個人としてもチームとしても、納得いくという結果ではないのですが、個人として少しはアピールできたのかなと思います」

――そうは言っても準優勝ですからね。

「ただ、去年と一緒なので。去年を超えたかったですし、そこは来年の選手たちに頑張ってもらいたいです」

――ここまで点を取る選手という印象はなかったのですが。

「点を取る選手というほど、点を取る選手ではないのですが、このチームにはシューターがいなかったので、自分が点を決めてチームを盛り上げることが一つの役割かなと思っていたので、少しは表現できたと思います」

――疲れが溜まるはずなのに、大会終盤になるにつれて、ドリブルで相手を抜き去る場面も増えていったように感じます。

「そこはもう1試合1試合追うごとに『勝ちたい』という気持ちが強くなりましたし、みんなでもう少しプレーをしたいという気持ちがあったので。トレーナーのちづさん(寺谷千寿子)にマッサージしてもらって痛みを感じることなく良いプレーができたので、どんどんどんどん気持ちも高まって、良いプレーがどんどんどんどんできたかなと思います」

――試合ごとに自信が付いていったのでは?

「あまりそんな感じはありませんでした。普段、上(アスピランチ)でやっているぶん、すごく激しいプレッシャーも受けていますし、自分の中では余裕をもってやれているかなと思います。全日本選手権の関東大会でも準決勝まで行けましたし、良い経験ができています。その経験が生きたかなと思います」

――U-18北海道選抜で町田アスピランチの練習にも参加したFP伊藤圭汰選手も刺激を受けていました。

「僕も今日の最初の試合で、彼が隣のピッチで3点取っていたのは刺激になりました。北海道選抜との初戦でも、彼がいることで燃えました。彼がアスピに来てくれて、一緒にプレーしたことで僕もすごく今大会に懸ける気持ちが強くなっていました」

――この大会で唯一の個人賞を取れたことについては? 

「今後に向けて、一つ僕の賞になったかなと思っていますが、これだけではまだまだ上で通用しないと思うので、もっと良い賞を目指したいと思います。トップチームが(全日本選手権を優勝して)日本一になったので、良いお手本になっているので、そこを目指して一歩一歩進んでいきたいと思います」

――ご自身の中では、何歳でのトップチームデビューを目指しているのですか?

「機会があれば、今すぐにでもトップに行きたいです。でも、実力的にはまだまだかなと思ってしまう。すぐにポンと出られるわけではないので、少しずつ力を付けていきたいです。必ずそこでプレーしたいと思うので、チャンスをつかめるように力を付けたいです」

――トップのレベルの高さはどのあたりに感じていますか?

「パスだけをとっても、一つひとつの質が違います。関東大会が終わったあとにも練習試合をしたのですが、質が違うなと。一つひとつのクオリティが違いますし、良いお手本が身近にいるので、盗めるものは、すべて盗もうと思います」

――いつ次の活動があるかは未定ですが、U-19フットサル日本代表入りについては?

「行きたいですね。ちょっと期待はしているんですけど。東京都選抜はこの大会に向けて1カ月前くらいから集まって、7回くらい練習をしました。何度か練習試合もできました。すごく良い経験になったので、代表でもこういう経験ができたらと思います」

――決勝の新潟戦では同世代でサッカーをトップレベルでやっている選手とも試合ができました。あの試合からは、どのようなことを感じましたか?

「こういう経験は全然なかったのですが、個の能力は、すごく高かったです」

――ああいう強烈なシュートを打てる選手が何人もいて、テクニックも高いという部分では、イラン代表に近いものを感じました。

「わかります。言われてみるとそうですね。すごい良いシュートでしたね。あのシュートは、彼らの努力だと思うんです」

――中村選手も強いシュートを打つ場面がありました。ああいうシュートは後天的に打てるようになるものなのですか?

「でも、自分はシュート力がすごくあるわけではないので、しっかりミートしてコースに飛ばすことを今大会は意識していました。無理にシュート力よりも、そっちを意識していました。できるだけ枠に飛ばさないと、相手も『あいつはケアしなくていいや』ってなっちゃうと思うので。少しでも枠に飛ばすことを考えていました」

――そういう工夫ができるところも中村選手の武器ですね。更なる活躍を期待しています。

「頑張ります。ありがとうございました」

 

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