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浦安に異色の台湾代表選手が加入!

   

バルドラール浦安より新入団選手が発表になった。

それが、なんとも異色の選手なのである。まずはチームのリリースをご覧いただこう。

 

新加入選手のお知らせ <TSUKASA TOKIKUNI WILL JOIN THE BARDRAL FOR THIS SEASON>

この度、バルドラール浦安では以下の選手と所属契約をいたしましたので、お知らせいたします。

時国司選手は、台湾代表としても活躍し、現在香港レンジャース(香港フットサルリーグ)に所属しております。

バルドラール浦安では、時国選手入団を機会に台湾との交流を開始し、クラブ理念の実現である「アジア・プロジェクト」を更に推進していきます。

なお、時国選手の所属契約は6月15日からとなります。

 

<プロフィール>

時国司(ときくにつかさ)

1981年7月6日生 177cm、70kg

 

<サッカー歴>

FC町田ユース→慶應義塾湘南藤沢高等部

 

<フットサル歴>

2014-2015年シーズン FC Enfield (イングランドFA National Futsal League2部) 

2015年シーズン 香港レンジャースFC (香港プレミアリーグ) 

2016年シーズン 香港レンジャースFC (香港プレミアリーグ) *キャプテン

 

<代表歴>

*サッカー台湾U-19ユース代表 (キャプテン)

2000年ワールドユースアジア予選、アジアユース選手権出場

*フットサル台湾代表 (国際Aマッチ10試合出場)

2015年AFCアジア選手権東アジア地区予選出場(モンゴル)/東アジア2位

2016年AFCアジア選手権本戦出場(ウズベキスタン)/ベスト16

 

 

<コメント>

このたび、バルドラール浦安という歴史ある名門クラブに入団でき、大変嬉しく、光栄に思います。

ゴールを決めること、特にチームが苦しい時に点を取ることが私の特長です。

私は巧い選手ではありませんが、この特長で、代表でも、イングランドリーグでも、香港リーグでも、ポジションを勝ち取ってきました。

バルドラール浦安でも、サポーターの皆様のため、チームメイトのため、クラブのために沢山のゴールを決めたいと思います。

浦安サポーターの皆様とお会いさせて頂けるのを楽しみにしております。

宜しくお願い致します。

(バルドラール浦安オフィシャルサイトより引用)

日本育ちの台湾代表選手というのも、なかなか経歴としては珍しいのだが、特筆すべき点はもう一つある。

それは時国選手が〝エリートビジネスマン〟という一面を持ち合わせている点だ。

彼が勤務してきた主な企業をあげると「ゴールドマン・サックス証券」「ベインキャピタル」など、その名を世界に轟かす一流企業ばかり。それでいて、台湾代表選手として活動もしているというのだから驚きだ。

実は、時国選手は過去にフットサルナビに登場したことがある。

2015年1月号に「エリートビジネスマン兼イングランドフットサル2部選手〝時国司〟を知っていますか?」と題したインタビュー記事を掲載した。

今日はその記事を再掲載してみよう。

 

※この記事は2015年1月時点の情報です。

エリートビジネスマン兼イングランドフットサル2部選手〝時国司〟を知っていますか?

Profile ときくに・つかさ
1981年7月6日生まれ。台湾生まれの日本育ち。FC町田ユース、台湾U-19ユース代表主将としてワールドユースアジア予選等でプレー。現在England FA National Futsal League、FC Enfieldでプレー。No.9

文:フットサルナビ編集部 写真:ケリー・オズボーン
text by FUTSAL navi photo by Kerry Osborn

IMG_6834

イングランドのFAナショナルフットサルリーグ・サウス2部に所属するFCエンフィールドの公式スポンサーに、J3のFC町田ゼルビアが就任」

 YAHOOニュースにアップされた一つの記事に思わず目が留まった。このニュースの中で紹介されていた『時国司』という選手に興味を魅かれ色々と調べていくと異色のキャリアの持ち主であることが判明。

 そこでフットサルナビ編集部は本人への取材を敢行。本人が肌で感じているイングランドのフットサル事情など色々と話を聞くことができたので紹介していく。

 

サッカー→ビジネス→フットサル!?

 時国はFC町田ゼルビアの下部組織及び慶應義塾湘南藤沢高等部から慶應大学へ進学し、出生地(父が台湾人・母は日本人)である台湾Uー19代表のキャプテンとしてサッカーをプレー。大学進学後はプロサッカー選手の道を目指すのかと思いきや「6歳の頃から、ずっと母国の代表に選ばれることを夢見てサッカーをしてきましたので、それが実現した時に、『大学でも続けてプロを目指すのかどうか』を熟考し、『自分の実力ではサッカーで食っていくどころか、プロ選手になることすら蓋然性は低い』と判断し、『まずビジネスで頑張って生活の基盤をつくり、立身でき次第、サッカーの世界に戻ってくる』という目標を立てました」と、それまでのフットボールのキャリアを一度諦め、大学在学時は部活動はおろかサークル活動などでもボールを蹴らずに過ごし、勉強に専念。

 そして、大学卒業後はゴールドマン・サックス証券、ベインキャピタルなどの一流企業に勤務した。その後、ロンドンビジネススクールでMBA(経営学修士)を取得し、イギリスのヘッジファンド『オービス・インベストメント』に入社。ビジネスの世界でエリート街道をひた走る中で、10年余りのブランクを経て時国はフットボールのキャリアをイギリスで再スタートさせた。

 では、なぜサッカーではなくフットサルを選んだのか。

「イングランドのサッカーはフィジカル志向が非常に強く、自分の体格やプレースタイルに照らし合わせて、イングランドではフットサルでチャレンジした方が成功の蓋然性が高いと判断しました」

 

その先の目標を見据えた独力でのチーム探し

「FAナショナルフットサルリーグの全チームの過去の戦績を調べ、成績上位のチームへ個別に連絡し、話をして入団テストを受けるかを判断しました。FCエンフィールドを選んだ主な要因は2つです。まず、『技術重視のフットサル』を標榜していたこと。次に、戦略家である元フットサルイングランド代表のグラント・オズボーン氏が監督をつとめ、学びが大きいと感じたことが決め手でした。そして、セレクションに参加し、合格して入団に至りました」

 代理人などをつけていない時国は、前述のような調査や契約内容の確認など、全て自分自身で行っている。当然プロ契約ではなく働きながらのプレー、アマチュアプレーヤーである。

 現在2部で首位に立つチームで時国は前線でのボールキープなどポストプレーを武器にピヴォとしてプレーしており、開幕から全試合出場、2・3節では連続ゴールを決めるなどチームの勝利に貢献。

 そんな時国は、ある目標を抱いている。「直近の目標は、2年後にAFCフットサル選手権があるので、その台湾代表に招集されること。そこで活躍して台湾のスポーツ界を盛り上げるとともに、アジアとイングランドのフットサル界の交流にも貢献したいです」

 異色のキャリアを積んだ時国が台湾代表として日本代表と対峙する日を楽しみに待とう。

(記事ここまで)

 

というわけで時国選手はこのあと、実際に台湾代表へと選出され、アジア選手権にも出場している。

夢を追い続け、その全てを実現し続ける時国選手。Fリーグでは一体、どんなプレーを見せてくれるのだろうか。

そして、バルドラール浦安から、台湾代表とのプレーシーズンマッチが発表になった。

このプレシーズンマッチも時国選手の存在があってのものだろう。

バルドラール浦安の新たなアジア戦略にも期待したいところだ。

 

Fリーグ2016/2017プレシーズンマッチ開催について <” XIE XIE TAIWAN ! ” BARDRAL INVITE NATIONAL TEAM OF CHINESE TAIPEI TO URAYASU>
 
バルドラール浦安では、以下の日程でプレシーズンマッチを開催いたしますので、お知らせいたします。
 
本大会は「東日本震災復興フレンドリーマッチ」として、東日本大震災から5年を迎え、活力を取り戻したホームタウン”浦安”にフットサル台湾代表チームを招いての国際親善試合となります。
 
ファンサポーターの皆様の多数のご来場および両チームへ熱いご声援をお送りください。
 
〇大会名: F.LEAGUE 2016/2017 PRE SEASON MATCH 
 
〇日 程: 平成28年5月21日(土)
 
〇キックオフ: 15:00(予定、開場時間および試合前イベント等につきましては別途発表いたします)
 
〇会場:  浦安市運動公園総合体育館
 
〇入場料: 無料
 
〇主催:  公益財団法人日本サッカー協会、一般財団法人日本フットサル連盟
 
〇共催:  公益財団法人浦安市施設利用振興公社
 
〇主管:  日本フットサルリーグ
 
      公益社団法人千葉県サッカー協会
 
      浦安スポーツネットワーク株式会社
 
〇後援:   浦安市
 
      浦安市教育委員会
 
      浦安市商工会議所(予定)
 
      一般社団法人浦安観光コンベンション協会(予定)
 
      日本国際客家文化協会

(バルドラール浦安オフィシャルサイトより引用)

 

 - Fリーグニュース

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