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大阪が“首位決戦”で名古屋に劇的勝利! 勢い止まらず、12連勝で初のリーグ優勝へ大きく前進!【SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第19節】

   

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 13日、今後のリーグの行方を左右するであろう天王山、リーグ首位の大阪と、勝ち点同率で2位の名古屋によるFリーグ第19節が、名古屋のホーム・テバオーシャンアリーナで行われた。

(文&写真:本田好伸)

 

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名古屋が徐々にペースアップした前半

今シーズン、名古屋がAFCフットサル選手権に出場した兼ね合いで、互いに1試合消化数が少ない状況にある両者。

名古屋はここまで4分けがあるものの17戦無敗、対する大阪は、夏以降に調子を上げて11連勝と、ともに勢いに乗っていた。

 

名古屋は、57得点33失点で得失点差+24と、攻撃はいまひとつ得点力を上げられていないものの、1試合平均失点が1点台と、どんな局面でも相手を押し返していく激しいプレッシングを武器にした守備力が際立つ。

 

一方の大阪は、22得点で得点ランク首位のチアゴ、21得点で同2位のヴィニシウス、19得点で同3位の小曽戸允哉、16得点で同5位のアルトゥールを擁し、100得点49失点で得失点差+51という驚異的な攻撃力を誇っていた。

そんな対照的な武器を持つ両チームの対戦は、“矛盾にケリを付ける戦い”として、戦前から多くの注目を集めていた。

 

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迎えた試合は、お互いに球際に厳しく寄せていくプレッシングで主導権の制し合いとなるが、先制したのは大阪だった。

5分、左CKのこぼれ球がエリア外の正面に転がると、ヴィニシウスが左足を一閃。シュートはGK関口優志の手をかすめながら左隅へと突き刺さった。

 

しかしこれでペースが定まることはなく、逆に名古屋が盛り返していくと、7分、右サイドのセルジーニョからのパスをファーで受けた前鈍内 マティアス エルナンがシュートを放ち、一度は防がれたもののゴール前でしぶとく押し込んで同点とする。

 

さらに9分、カウンターからダニエル サカイが中央左を持ち上がると、最後はファーの中村友亮が詰めて、瞬く間に名古屋が逆転に成功した。

 

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一歩も譲らない試合はその後、13分で両者が5ファウルを数えるという、一瞬の隙も見せられない展開になっていく。

そして徐々に主導権を握っていったのは名古屋だった。

今シーズン、猛威を振るっていた前線の2人を起点に3ラインができるというディフェンス“イプシロン”で大阪を追い込み、ショートカウンターからチャンスメイク。

対する大阪も、臆することなくゴール前に迫っていく場面を見せたが、互いに決定打を欠いたまま、2-1の名古屋リードで前半が終了した。

 

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最後まで集中して戦い抜いた大阪


迎えた後半、21分に大阪がいきなりのビッグチャンス。

右サイドで小曽戸が浮き球パスをダイレクトボレーすると、シュートの跳ね返りをチアゴが詰めて試合を振り出しに戻した。

その後、試合の展開は変わらず、両者ともにプレッシングを強めていったが、気が付けば徐々にペースを握っていたのは大阪だった。

ピッチには、同点で「イケる」と押せ押せとなる大阪と、「マズイ」と焦りを見せ始める名古屋の、対照的なムードが際立っていくが、試合は残り5分になっても両ベンチは動かない。

 

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 名古屋は今シーズン、同点の状況から先にパワープレーを仕掛ける“勝利にこだわる姿勢”を見せていたが、ペドロ・コスタ監督はギリギリまで戦況を見極めていた。

「パワープレーを練習していたし、同点から仕掛ける準備はしていた。すでに(安藤が着るGKの)シャツも用意して、選手には指示を出していた。タイムアウトを取ってパワープレーにシフトしようとしたが……」(ペドロ・コスタ監督)

という矢先の37分、大阪にゴールが生まれる。

右サイドを加藤未渚実が崩すと、混戦からボールを拾った小曽戸がシュートをゴールネットに突き刺し、2-3と大阪が勝ち越した。

 

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名古屋はすぐさまタイムを取ってパワープレーを始めるが、思うように攻め込めない。

守る大阪は、ここまで出番のなかった守備の要、佐藤亮をピッチに送り出すと、集中したディフェンスで対応。

残り11秒のゴール前でのセットプレーのピンチもしのぎ、そして残り4秒、セルジーニョからボールを奪ったアルトゥールのパワープレー返しが決まって勝負あり。

最後までハイレベルな攻防を繰り広げた試合だったが、大阪が激闘を2-4で制して12連勝を飾るとともに、単独首位を確固たるものとした。

 

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木暮賢一郎監督は試合後、大一番で勝利したことで「全選手が我慢強く戦えた」と一定の評価をしたものの

「この勝利で何かを手にするわけではなく、あくまでもリーグの1試合。ここで満足せずに目の前の試合を戦っていくことしか、(優勝するための)秘密はない。次のホームでしっかりと勝ち点3を取れるように準備したい」

と、気を引き締め直していた。

 

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一方、今シーズン初黒星となった名古屋だが、ペドロ・コスタ監督は

「今日は細かいところで敗れたが、負けたのがこのタイミングで良かった。自分たち次第でまだ取り返せる時期なので、ここからは勝ち点を失わないように、しっかりと切り替える」

と、前を向く。

そして、「負けて(相手から)吸収すること、成長すること、反省することが多いので、(この敗戦は)良い薬だと考えている」と語った。

 

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多くのフットサルファンが注目した一戦は、「お互いがリスペクトしたレベルの高いゲームだった」(木暮監督)、「内容も戦術的にもフットサルらしく、気持ちもぶつかり合う素晴らしいゲームだった(ペドロ・コスタ監督)と、両指揮官が振り返る、まさにリーグ最高峰の決戦となった。

 

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 - Fリーグニュース

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