KuCoin(クーコイン)は、2017年に創業した海外の仮想通貨取引所で、セーシェルに本社を置くグローバル企業であり、香港やシンガポールにオフィスを構えています。
700種類以上の銘柄を取り扱い、200以上の国と地域で事業を展開しており、ユーザー数は3,000万人にも及ぶ取引所です。(2023年12月時点)
取引手数料が安く、使いやすいインターフェースが人気であり、ブックメーカーをはじめ海外への仮想通貨支払い方法として選ばれています。
KuCoinの特徴や日本人利用に関する問題、利用方法について詳しく解説します。
当サイトからの登録と、招待コードの入力で、700USDT相当のギフトパックが受け取れます。
※日本の仮想通貨取引所からブックメーカーへの仮想通貨送金は、トラベルルール適用のため、禁止されています。ブックメーカーへの仮想通貨送金は、KuCoinなどの海外仮想通貨取引所を経由する必要があります。
招待コード「QBSN3D6C」
KuCoinの基本情報
会社名 | KuCoin Co., Limited. |
設立 | 2017年 |
創業者 | Michael Gan / Eric Don |
運営国 | Hong Kong, China |
オフィス住所 | Flat/rm A 20/f Kiu Fu Comm Bldg, 300 Lockhart Rd Wan Chai, Hong Kong, China |
入金方法 | 仮想通貨入金・クレジットカードによる仮想通貨購入 |
取引手数料 | 0.1% ※レベルごとに割引が適用され、最安0.07% |
アプリ | iOS / Android ※アプリストアからDL可能 |
招待コード「QBSN3D6C」
KuCoinのサービス実態については不透明な部分が多く、公式サイトで掲載されているプレスリリースでは「セーシェルに本社を置く」と記載されていますが、実際は香港オフィスを登録拠点とした中国の企業のようです。
KuCoinの最も大きな特徴は、独自トークン「KCS」の保有数によって、様々な割引特典を受けられることで、取引手数料の大幅な割引や、毎日の取引手数料収入の50%から、配当を受け取ることができます。
KuCoinの手数料
KuCoinの取引手数料は、デフォルトで0.1%であり、それほど安くはありません。
ただし、独自トークン「KCS」の保有数に応じて定められるレベルに応じて割引があり、最大0.07%まで取引手数料が安くなります。
また、KuCoinへの入金手数料は無料です。
KuCoinの安全性・セキュリティ
KuCoinはグレーな海外仮想通貨取引所です。
基本情報でもお伝えしたように、実態が不透明であることや、中国系企業であること、後述する金融庁認可問題が理由として挙げられます。
KuCoinの利用においては、リスクを理解した上で利用する必要がありそうです。
また、KuCoinは2020年9月25日に、ハッキング被害を受け、2億7,500万ドル超の暗号資産が流出しました。
これは仮想通貨取引所で発生した流出事件の中でも、最大級の被害額です。
ただし、KuCoinは即座に対応し、事件発生から1週間後には2億400万ドル超の資産について、凍結に成功しています。
この事件以降、KuCoinはセキュリティ体制をより強固にし、以降ハッキングなどセキュリティの問題は起きていません。
KuCoinのカスタマーサポート
KuCoinは24時間365日対応の、オンラインチャットによるカスタマーサポートがあります。
オンラインチャットは、「マイプロフィール > サポート > オンラインサポート」から接続できます。
KuCoinと日本の関係・金融庁の認可について
KuCoinは現在、日本人でも問題なく利用できます。
KuCoin is Closing our Services to Traders in Japan
— KuCoin (@kucoincom) June 28, 2018
See the official announcement here:https://t.co/KzaJTz4E7L pic.twitter.com/aEmJ4nd5Jb
KuCoinは、2018年6月に、X(旧Twitter)で「日本語サービスの停止」と「日本人の本人確認受付規制」のポストを行い、日本人向けのサービスを停止すると発表しました。
しかし、その後KuCoinから公式な発表のないまま、日本語サービス・日本人の本人確認ともに再開され、利用できる状況となっています。
KuCoinが日本人の利用を一時停止した理由
KuCoinが日本人の利用を一時停止した最も大きな理由は、「日本の金融庁から認可を受けていない」ことです。
2017年4月に、資金決済法に仮想通貨が追加されました。
これにより、仮想通貨を法定通貨ではない支払い方法のひとつと定義し、仮想通貨取引所を登録制と定められました。
この施行は、世界初の仮想通貨の法律とも言われます。
以下仮想通貨に関する資金決済法の追加抜粋です。
(資金決済に関する法律の一部改正に伴う経過措置)
第八条 この法律の施行の際現に仮想通貨交換業(第十一条の規定による改正後の資金決済に関する法律(以下この条において「新資金決済法」という。)第二条第七項に規定する仮想通貨交換業をいう。以下この条において同じ。)を行っている者は、施行日から起算して六月間(当該期間内に新資金決済法第六十三条の五第一項の規定による登録の拒否の処分があったとき、又は次項の規定により読み替えて適用される新資金決済法第六十三条の十七第一項の規定により仮想通貨交換業の全部の廃止を命じられたときは、当該処分のあった日又は当該廃止を命じられた日までの間)は、新資金決済法第六十三条の二の規定にかかわらず、当該仮想通貨交換業を行うことができる。その者がその期間内に同条の登録の申請をした場合において、その期間を経過したときは、その申請について登録又は登録の拒否の処分があるまでの間も、同様とする。
2 前項の規定により仮想通貨交換業を行うことができる場合においては、その者を仮想通貨交換業者(新資金決済法第二条第八項に規定する仮想通貨交換業者をいう。)とみなして、新資金決済法の規定を適用する。この場合において、新資金決済法第六十三条の十七第一項中「第六十三条の二の登録を取り消し」とあるのは、「仮想通貨交換業の全部の廃止を命じ」とするほか、必要な技術的読替えは、政令で定める。
3 前項の規定により読み替えて適用される新資金決済法第六十三条の十七第一項の規定により仮想通貨交換業の全部の廃止を命じられた場合における新資金決済法の規定の適用については、当該廃止を命じられた者を同項の規定により新資金決済法第六十三条の二の登録を取り消された者と、当該廃止を命じられた日を同項の規定による同条の登録の取消しの日とみなす。第二十八条 施行日が成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律(令和元年法律第三十七号)附則第一条第二号に掲げる規定の施行の日前である場合には、第一条のうち資金決済に関する法律第六十三条の五第一項第十号の改正規定中「同号イ中「仮想通貨交換業」を「暗号資産交換業」に改め、同号ニ」とあるのは、「同号ニ」とする。
e-Gov法令検索 - 資金決済に関する法律
2 前項の場合において、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律第三十九条のうち資金決済に関する法律第六十三条の五第一項第十号イの改正規定中「第六十三条の五第一項第十号イ」とあるのは「第六十三条の五第一項第十一号イ」と、「仮想通貨交換業」とあるのは「暗号資産交換業」とする。
この法律の施行以降、KuCoinと同様のサービスを提供し、ブックメーカーへの送金手段として最も利用されていた「Binance(バイナンス)」は、金融庁から2度の警告を受け、現在では日本人向けのサービスを停止しています。
この経緯から、KuCoinは金融庁からの警告を回避するため、公式として日本人向けサービスの停止を発表したものの、こっそりとサービスを再開したと考えられます。
KuCoinを日本人が利用するリスク・注意点
KuCoinは前述したように、日本の金融庁から認可を受けていないため、今後取引停止となる可能性も含まれています。
もし日本人が利用する場合は、送金経由としてのみの利用に留め、KuCoinウォレットには仮想通貨を保持しない方が良いかもしれません。
また、KuCoinを含めた海外の仮想通貨取引所では、詐欺コインが紛れている可能性があります。
世界では上場する仮想通貨が無数にあり、KuCoinでは実際に700種類以上の仮想通貨が取り扱われています。
仮想通貨の上場審査はそれほど厳しいものではないため、架空の仮想通貨を立ち上げ、資金を調達した後に撤退するケースも少なくありません。
とはいえ、これは例えば既に有名なビットコインやイーサリアム、テザーなどの送金で利用する分には、全く関係のないリスクです。
KuCoinの使い方
招待コード「QBSN3D6C」
KuCoinの利用方法について解説していきます。
KuCoinは登録後はアプリでの操作が便利です。
当サイトからの登録と、招待コードの入力で、700USDT相当のギフトパックが受け取れます。
また、こちらも当サイト限定で、更にKuCoinにお友達を招待すると、20%のコミッションが受け取れます。(※招待は口座開設後の招待ページから行なえます)
KuCoinのアカウント登録・口座開設
「登録」または「今直ぐ口座開設する」へ進んでください。
「メールアドレスまたは電話番号」、招待コード「QBSN3D6C」を入力し、利用規約にチェックをいれたら、「口座を開設して報酬を請求する」へ進んでください。
※当サイトリンクから口座開設ページへ進まれた方は、招待コードが入力済になっています。未入力の場合にのみ入力しましょう。
登録したメールアドレス、または電話番号に認証コードが届きますので、確認してください。
確認した認証コードを入力してください。
任意のパスワードを入力してください。
10文字以上で、大文字・小文字・数字を1つ以上含める必要があります。
パスワードを入力したら、「確認」へ進んでください。
以上でKuCoinの口座開設は完了しました。
KuCoinの本人確認
本人確認バナーの「確認」へ進んでください。
※表示されない場合は、マイアカウントメニューから進むことができます。
お住まいの国/地域を選択します。
提出する本人確認書類を選択し、「続行」へ進んでください。
※身分証明書は、写真付きマイナンバーカードのことを指します。写真のない番号だけのカードは適用されませんので、ご注意ください。
「名前・名字・提出する身分証明書に記載された番号」を入力のうえ、「続行」へ進んでください。
「開始」へ進むと、本人確認書類の撮影へ進みます。
選択した身分証明書を指示に従って撮影、提出してください。
以上で本人確認が完了します。
KuCoinの入金方法
この手順から、アプリでの操作に切り替えます。
アプリは公式アプリストアからダウンロード可能です。
取引タブの「入金」へ進んでください。
任意のネットワークと仮想通貨を選択すると、入金用のアドレスが表示されます。
入金元の仮想通貨取引所で送金の手続きを行ってください。
KuCoinへの入金は以上で完了します。
KuCoinで仮想通貨をクレジットカードで買う方法
KuCoinでは、クレジットカードを利用して仮想通貨を購入することができます。
取引タブから「購入」へ進んでください。
※日本国内発行のクレジットカードでは、カード会社から利用を拒否される可能性があります。
これはカードによって異なるので、ご自身所有のクレジットカードで試してみるしかありません。
購入したい仮想通貨と購入額を入力し、「購入」へ進んでください。
クレジットカード情報を入力し、仮想通貨の購入が完了します。
KuCoinからの出金・送金方法
資産タブから「資金」を選択し、「出金」へ進んでください。
出金する仮想通貨を選択してください。
KuCoinは700種類以上の仮想通貨を扱っているので、検索を使うとすぐに見付かります。
出金先の「ウォレットアドレス・ネットワーク」を正確に入力して、「出金」へ進んでください。
以上でKuCoinからの出金は完了します。
KuCoinでチャートを閲覧する
アプリのホームから、チャートを表示したい仮想通貨銘柄の「変動」へ進んでください。
選択した仮想通貨のチャートが表示されます。
チャート上のタブから、時間足の切り替えも可能です。
KuCoinで取引履歴を閲覧する
アカウントメニューの「履歴」から、KuCoinの取引履歴を閲覧できます。
KuCoinでAPIを作成する
KuCoinのAPIは、WEBブラウザから作成できます。
WEBブラウザで、KuCoin公式サイトからログインしてください。
アカウントメニューを開き、「API管理」へ進んでください。
API管理から「APIを作成する」を選択すると、APIの作成が可能です。
KuCoinの主な暗号通貨と機能
KuCoinは、ビットコインやイーサリアムをはじめ、700種類以上もの仮想通貨を取り扱っています。
KuCoinで取り扱っていない仮想通貨を見付ける方が難しいでしょう。
KuCoinのすべての取引銘柄はこちらから確認できます
KuCoinのKSCとは?
KuCoinでは、独自トークン「KCS」を導入しており、KCSの保有によって、配当の受け取り・取引手数料の割引などの特典が受けられます。
KuCoinの投票(Vote)機能とは?
KuCoinの投票(Vote)機能とは、KuCoinに上場申請を行った仮想通貨を一覧から選び、KSCを使って投票(1票に0.1KSC必要)し、得票数の多い通貨が上場できるというものです。
これは人気の仮想通貨の上場を促すとともに、詐欺コインが上場されることを回避するための仕組みで、1人あたり1票しか投票ができません。
投票には0.1KSCが必要ですが、上場できなかった仮想通貨に投票した分のKSCは返却さ
れないことから、参加者はあまり多くありません。
Kucoinのステーキングとは?
ステーキングは、保有する仮想通貨を預けることで、年利が貰えるサービスのことです。
ステーキングでは、保有する仮想通貨を預け、ステーキング通貨を保有することで年利を獲得します。
特別な操作は必要ないので、初心者にも手軽に利用できるサービスですが、KuCoinに仮想通貨を滞在させるリスクを考えなければいけません。
Kucoinの仮想通貨レンディングとは?
仮想通貨レンディングとは、保有する仮想通貨を貸し付けることで、賃借料を得られるものです。
KuCoinでは、200種類以上の仮想通貨レンディングに対応しており、貸し出した仮想通貨はいつでも返還できるものの、レンディング報酬は正時(0分)をカウント開始とし、1時間以内に支払われる仕組みであるため、短時間ですぐに返還した場合は報酬が発生しません。
KuCoinの評判・口コミ
ブックメーカー送金ならKuCoinは外せない。Binanceが使えなくなって、現状はKuCoinとBybitの二択だけど、KuCoinの方が色々面白いコインが揃ってるからね~。
送金用・トレード用にKuCoin使ってます。アプリも日本語で使えるし、今のところ入金や送金で問題が起きたこともないですね。
リスクについては、こういう踏み倒し系の仮想通貨取引所は全部そうだと思いますから、ある程度割り切って使ってます。極力無駄にウォレットに貯め込まないようにしはしてますけど、取引自体はどうしようもないから、仕方ないです。
※評判・口コミは当サイト独自にアンケートしたものです。
KuCoinの利用者は、グレーな仮想通貨取引所であることを理解したうえで、割り切って利用しているようです。
KuCoinのような仮想通貨取引所は世界に無数にあり、利用できなくなれば次へという使い方をされている方が多く見られます。
利用者には送金用のみを目的としている方が少なく、多くはKuCoinでのトレードでも利用しているようです。
KuCoinのよくある質問
KuCoinからのメールが来ない
- 迷惑メールボックスを確認する
- 違うメールアドレスで再登録する
KuCoinからのメールは、タイミングによって届くまで最大1時間~24時間ほどかかる場合があります。
KuCoinからのメールが届かない場合は、迷惑メールボックスを確認し、届いていなければ1日程度待ってみましょう。
それでも届かない場合は、メールクライアント側で弾かれている場合がありますから、違うメールアドレスで再度登録を行いましょう。
KuCoinから出金できない(送金できない)
KuCoinから出金できない場合は、以下の原因が考えられます。
- 送金先のアドレスが間違っている
- 出金制限がかかっている
- ネットワークが混雑し時間がかかっている
- 最低出金額、出金限度額の条件を満たしていない
KuCoinから出金できない場合、まず送金先のアドレスが間違っていないか確認しましょう。
アドレスが間違っている場合、別のアカウントへ送金してしまっている可能性があり、この場合はどうすることもできませんので、絶対に送金先のアドレスは間違えないようにしてください。
送金先のアドレスが間違っていない場合は、1時間ほど待ってみて、それでも反映されない場合はサポートへ連絡しましょう。
また、出金には最低出金額以上であり、出金限度額以下である必要があります。
招待コード「QBSN3D6C」