bet365を日本から利用しても違法ではありません。これはギャンブルが合法な国に旅行して、その国でギャンブルを利用しても違法にはならないのと同じです。
bet365の違法性や安全性について解説します。
- bet365はなぜ違法でないか
- bet365の安全性
- bet365で遊ぶときの注意点
この記事では以上の内容がわかります。
bet365とは
bet365 会社概要 | |
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運営会社 | Hillside (Gibraltar Sports) LP |
設立 | 2000年 |
所在地 | Unit 1.1, First Floor, Waterport Place, 2 Europort Avenue, Gibraltar |
ライセンス | ジブラルタル・ギャンブリング・コミッショナー |
公式SNS | Twitter / Instagram |
お問い合わせ | ■ライブチャット 日本時間の午後3時から深夜2時 ■メール support-jpn@customerservices365.com |
bet365は違法?
日本からbet365を利用することは違法ではありませんが、「グレーゾーン」の状態であるといえます。
海外におけるブックメーカーのほとんどは国がライセンスを付与して合法的に運営しているものですが、現行の日本の法律にはオンラインギャンブルに対する具体的な法律が明記されていないからです。
日本の賭博罪は適用されない
刑法(国内犯)
引用元:e-Gov法令
第一条 この法律は、日本国内において罪を犯したすべての者に適用する。
2 日本国外にある日本船舶又は日本航空機内において罪を犯した者についても、前項と同様とする。
第二十三章 賭と博及び富くじに関する罪
(賭と博)
第百八十五条 賭と博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭かけたにとどまるときは、この限りでない。
(常習賭博及び賭博場開張等図利)
第百八十六条 常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。
2 賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。
(富くじ発売等)
第百八十七条 富くじを発売した者は、二年以下の懲役又は百五十万円以下の罰金に処する。
2 富くじ発売の取次ぎをした者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
3 前二項に規定するもののほか、富くじを授受した者は、二十万円以下の罰金又は科料に処する。
このように現行の賭博罪では、日本国内において運営側と参加者がいる場合の賭博に関する規定しかありません。
例えば日本人が海外旅行に行ってカジノで遊んで帰国したとしても賭博罪が適用されません。
これと同じようにブックメーカーの運営側も海外にいるので同様に賭博罪が適用されないことになります。
bet365が今後違法となる可能性は?
現在bet365をはじめとした海外ブックメーカーを取り締まる法律はありません。
日本ではIR事業(カジノを含む統合型リゾート開発)に向けて法規制が進んでいますが、その流れを汲んでも海外では合法のブックメーカーを取り締まる法整備を整えることは難しく、現実的ではないと言えるでしょう。
経済産業省がスポーツ賭博解禁の議論開始
経済産業省がスポーツ賭博解禁に関して広告収入、テレビの放映権を視野に入れ議論を開始しているニュースが話題となっています。
過去に八百長の歴史のあったスポーツ界では反発が予想されており、スポーツ賭博の解禁に向けた法的整備、基本方針の作成はまだ現実的ではないという見方が強いといえますが、今後しばらくはホットな話題として取り上げられることになるでしょう。
オンラインカジノとは切り分けて扱われる可能性が高い
給付金誤送金事件は記憶に新しく、それを受け岸田文雄総理はオンラインカジノについて「違法なものであり、関係省庁と連携し、厳正な取り締まりをおこなう」との考えを示しました。
ブックメーカーのマーケットの中にはオンラインカジノがコンテンツとして備わっているものがほとんどです。
しかしブックメーカーについては言及されておらず、オンラインカジノとブックメーカーは切り分けられて考える可能性があり、ブックメーカーの規制に関しては影響はないと言えます。
bet365の安全性
ブックメーカーの利用が合法であり、現在の日本の国内法では違法処罰がされない点について解説してきました。
ここではbet365の安全性について見ていきましょう。
ジブラルタルライセンスを取得している
bet365を運営するHillsideは、イギリス領ジブラルタル島に拠点を置き、ジブラルタル政府が発行するライセンスを取得しています。
ジブラルタルライセンスは、マルタライセンスに次いで審査基準が厳しいライセンスであると言われており、プレイヤーの安全性を特に重視していることが特徴です。
ジブラルタルライセンスを取得しているbet365は、日本から利用しても合法かつ安全であると言えます。
国際賭博健全性協会(IBIA)に参加している
bet365は疑わしい賭けパターンやイベント操作を監視する非営利団体「国際賭博健全性協会(IBIA)」のメンバーです。
IBIAはイカサマなどの不正行為の疑いがあればブックメーカー側へ警告する、スポーツベッティングの公平性を守る団体です。
プレイヤーは安全性を担保されたスポーツベッティングを楽しむことができます。
eCOGRA(オンラインカジノ監査機関)に参加している
bet365はeCOGRA(オンラインカジノ監査機関)のメンバーです。
eCOGRAはブックメーカーとプレイヤーにトラブルが生じた際に仲裁を行う機関で、仲裁を行う場合も費用が発生しません。
これにより一方的に不公平な対応をされてしまうことが無くなるので、プレイヤーは安心して利用ができます。
年中無休対応の日本語サポート
bet365では年中無休で日本語によるサポートに対応しています。
日本語対応しているサポートはライブチャットのみで、メールは英語によるメールを送信する必要がありますし、電話も電話対応となります。
日本語対応のライブチャットは、日本時間の15:00~翌2:00に日本語で対応できるスタッフが在籍します。
どうしてもこの時間に問い合わせできない場合は、Google翻訳など翻訳ツールを利用して、英語でメールを送ると良いでしょう。
お問い合わせメールアドレス:support-jpn@customerservices365.com
bet365利用上の注意
bet365の安全性については理解いただけたかと思います。
しかし利用するにあたって注意点がありますので以下の通り見ていきましょう。
18歳未満は利用できません
bet365に登録できるのは18歳になってからです。
年齢をごまかして会員登録しても、あとから本人確認手続きする際に不正が発覚しアカウント凍結は免れません。
最悪の場合永久追放もあり得ますので絶対にやめましょう。
利用規約を守り不正をしない
マネーロンダリング、詐欺の発覚、不適切な手段で得たお金の入金などの利用規約逸脱が発覚すると、bet365によって裁量的にアカウント停止、閉鎖、アカウント内の資金没収の手段を取られることがあります。
登録の際は利用規約をよく読み、不正は絶対にやめましょう。
ギャンブル依存症に注意し適度な利用を心がける
ブックメーカーはあくまでギャンブルです。
大きく勝ったり、負けが続いてしまうと平常心を失ってしまいます。
最悪の場合借金をしてまで遊び続けてしまい、取り返しがつかなくなることもありえます。
熱くなってしまったと思ったら画面から離れ、適度に休憩をとることをおすすめします。
bet365の違法性まとめ
bet365について、日本国内で遊ぶことは違法ではなくむしろ安全性が保障されていることが分かりました。
現行の日本の法律にはオンラインギャンブルに対する具体的な法律が明記されておらず、違法ではありません。
また日本ではIR事業(カジノを含む統合型リゾート開発)に向けて法規制が進んでいますが、その流れを汲んでも海外では合法のブックメーカーを取り締まる法整備を整えることは難しく、現実的ではないと言えるでしょう。