遊雅堂は危険ではないのか?違法ではないのか?という疑問に対して、遊雅堂の事業内容やリスク、日本の法律上どのような扱いなのかを解説する記事です。
結論から述べておくと、遊雅堂は運営国の厳しい審査を受け、政府から認可を受けた合法的なスポーツベッティング・オンラインカジノサービスを提供していますが、日本からの利用は違法(※逮捕はされない)です。
「違法だが逮捕されない」については少し複雑ですから、わかりやすく解説していきます。
遊雅堂とは?事業内容と提供サービス
遊雅堂は、ベラジョンカジノで有名な”ベラジョングループ”が運営するスポーツベッティング・オンラインカジノです。
運営実績25年以上を誇り、日本市場を知り尽くしているので、ユーザーへのサポートも翻訳でないネイティブな日本語での対応窓口を用意しています。
遊雅堂はオランダのキュラソーに運営拠点を構えており、政府から運営認可(ライセンス)を受け、合法かつ公正なサービスを提供しています。
遊雅堂の危険性・リスクについて
遊雅堂の危険性については、システム上のものではなく、ユーザー側の問題が懸念されます。
遊雅堂が保有するライセンスには、サービス内のセキュリティ・公平性といった内容も含まれており、厳しい審査が継続的に行われます。
遊雅堂では、ログイン後のユーザー情報はすべてSSL暗号化通信によってやりとりされるため、個人情報漏洩の危険性はとても低いです。
また入出金の際に利用する決済情報については、こちらも個人情報と同様にSSL暗号化通信によって送信され、遊雅堂では決済情報が保管されることなく、そのまま決済業者に送信されます。
つまり、遊雅堂を利用することで、個人情報や決済情報が漏洩される危険性はとても低いと言えます。
遊雅堂の危険性 ユーザー側のリスク
遊雅堂のユーザー側の危険性とは、ユーザーが遊雅堂を利用するデバイス端末のセキュリティが安全であるか、スポーツベッティング・オンラインカジノへの依存症となる危険性の2点です。
遊雅堂が安全であっても、ユーザーの端末のセキュリティが脆弱であり、遊雅堂のログイン情報をハッキングされる危険性は無視できないため、必ずお使いのデバイス端末のセキュリティを万全にしておきましょう。
スポーツベッティング・オンラインカジノへの依存症については、社会問題にもなっており、明確な予防措置が存在しません。
遊雅堂はギャンブルですから、依存症の危険性があるときには、周囲の人々への相談や、利用を停止するなどの対策を行いましょう。
遊雅堂では、ギャンブル依存症抑止の啓発や、アカウントの自己抑止などの仕組みがあります。
遊雅堂の違法性と疑問
遊雅堂は違法ではありませんが、日本から遊雅堂を利用することは違法です。
この一見矛盾した状況について解説します。
まず、上で解説したように遊雅堂はオランダのキュラソー政府から認可を受けて、合法的に運営されています。
しかし、日本の法律では”ギャンブルへの参加”を禁止しているので、現地で合法であるにも関わらず、遊雅堂のギャンブルに参加することが違法となります。(※パチスロが黙認されているので矛盾していますが)
ちなみに、ギャンブルへの参加が違法なのであって、金銭を賭けない「無料版」や「入金不要ボーナスのみでプレイする」のは違法にはなりません。
また、日本人がギャンブル合法国から遊雅堂にアクセスして利用する行為も違法にはなりません。
しかし、日本在住の方が遊雅堂のギャンブルに参加した場合、違法ですが逮捕はされませんし、このケースにおいて逮捕者は過去にひとりも出ていません。
なぜ違法にも関わらず逮捕されないのか、日本の法律遵守状況と合わせて見ていきましょう。
遊雅堂は違法?日本の法律遵守状況
刑法(国内犯)
引用元:e-Gov法令
第一条 この法律は、日本国内において罪を犯したすべての者に適用する。
2 日本国外にある日本船舶又は日本航空機内において罪を犯した者についても、前項と同様とする。
第二十三章 賭と博及び富くじに関する罪
(賭と博)
第百八十五条 賭と博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭かけたにとどまるときは、この限りでない。
(常習賭博及び賭博場開張等図利)
第百八十六条 常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。
2 賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。
(富くじ発売等)
第百八十七条 富くじを発売した者は、二年以下の懲役又は百五十万円以下の罰金に処する。
2 富くじ発売の取次ぎをした者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
3 前二項に規定するもののほか、富くじを授受した者は、二十万円以下の罰金又は科料に処する。
日本の賭博法に関連する法令文です。
日本の賭博法では、日本国内にプレイヤーと胴元双方がいる場合のみ適用となるため、運営拠点をキュラソーに置く遊雅堂は、日本の賭博法の対象となりません。
これは当然で、日本国内では賭博が違法でも、合法と定めている国のブックメーカーを、日本の法律で摘発することは不可能です。
日本の法律を「日本からブックメーカーを利用すること」に当てはめると、プレイヤーは日本にいても、運営側は合法国の拠点があるため、日本の賭博法の対象とはならず、摘発が不可能であることから、グレーの状態となっています。
遊雅堂を利用する際に注意すること
- 遊雅堂を利用するデバイスのセキュリティに注意する
- ギャンブル依存症にならないように注意する
- 日本からの利用は自己責任