ブックメーカーは絶対に稼げないんじゃないか?
ブックメーカーで数回負けるとそう思えてきます。
理論的にはその通りで、還元率を見てもブックメーカーは稼げません。
ただし還元率は全プレイヤーを総合した際の数字であるし、ブックメーカーで勝ち越し、安定的に稼いでいるプレイヤーは確かに存在します。
ブックメーカーが稼げないと言われる理由
ブックメーカーが稼げないのは、理論的にはその通りです。
ブックメーカーはギャンブルであり、必ず胴元が儲かるように設定されているためです。
しかしこれは全プレイヤーを合計した時に胴元が勝つという意味であり、1プレイヤー毎に必ず胴元が勝つわけではありません。
その証拠にブックメーカーで莫大な財産を成した方もいますし、データ分析とそのスポーツへの高い知識を備えることによって、勝ち越すことは十分に可能です。
還元率は高いが100%を下回る
ギャンブル | 還元率 |
---|---|
ブックメーカー | 95% |
パチンコ・スロット | 85% |
競馬 | 74.1% |
競輪 | 75% |
競艇 | 74.8% |
オートレース | 74.8% |
サッカーくじ(toto) | 49.6% |
宝くじ | 45.7% |
ブックメーカーの還元率は95%以上であるため、日本のギャンブルに比べ圧倒的に稼ぎやすいですが、100%を下回ることは変わらないので、理論上は稼げないことになります。
ただし日本のパチスロで生計を立てているプロもいるように、ブックメーカーで生計を立てている人もいます。
結局のところ全員が稼げないわけではなく、ブックメーカーも稼げる人と稼げない人が存在しているということです。
元金によって稼げる金額が大きく変わる
ブックメーカーの配当金は、「元金 × オッズ」で決められますから、元金が多ければ多いほど、勝利時の配当金は大きくなります。
例えばオッズ1.4倍に賭ける場合、元金が10,000円なら勝利時の配当金は14,000円(+4,000円)ですが、元金が100,000円なら勝利時の配当金は140,000円(+40,000円)となります。
元金10,000円で40,000円を稼ぐには、オッズ1.4倍で10回的中させる必要があるため、元金が少ない方が稼ぐ難易度が高くなり、稼げないという結論になります。
投資と違い賭けに負けると元金が失われる
FXや株式投資では、為替や株の価値が下がり損失が出ることがありますが、価値がゼロになることはほとんどありません。
ブックメーカーでは賭けに負ければ、賭け金はすべて失ってしまうため、一度の失敗によるリスクが大きくなります。
FXや株式投資に比べて稼げる倍率や瞬間的な利益は大きくなるので、ブックメーカー投資はハイリスクハイリターンなものとなります。
ブックメーカーは稼げないわけではない
ブックメーカーへの投資は稼げないわけではありません。
ブックメーカーの賭けを論理的に検証して勝率を高め、莫大な財産を成した方もいます。
最近ではブックメーカーでイギリスのサッカーチームのオーナーを務めるほど稼いだ方もいます。(ブレントフォードのオーナーなど)
それほどまでに莫大な利益を得るには高い知識と元手となる資金も必要ですが、個人のプレイヤーでもコツコツ稼いでいくことは不可能ではありません。
ボーナスを利用して元金を増やして稼ぐことができる
ブックメーカーでは新規会員登録やイベントによって、ボーナスマネーが貰えます。
ボーナスマネーを利用することで、本来入金した金額より大きな金額で賭けることが可能となります。
ただしボーナスマネーを利用すると「ボーナス条件」が付与され、一定額以上賭けなければ出金ができなかったり、低オッズに賭けることができなくなるので、ボーナスの利用には注意が必要です。
資金があるならマーチンゲール法が使える
マーチンゲール法とは、負けた時に賭け金を2倍にしてく賭け方です。
この賭け方は理論的に必ず稼げる必勝法ですが、賭けに勝つまで賭け金を2倍にしていかなければいけないので、ある程度の資金が必要になります。
資金が確保でき、短期的に稼ぎたいならとても有効な賭け方です。
少額からコツコツ稼ぐなら"転がし"が有効
1万円以下の資金でコツコツ稼ぐなら、”転がし”と呼ばれる投資方法がおすすめです。
転がしとは投資で言う複利運用のことで、低オッズに繰り返し賭けながら、勝利金を常に賭け金に上乗せしていく賭け方のことです。
1回の利益は少ないですが、どんどん元金を増やしながら賭けていくので、雪だるま式に資金が増えていくはずです。
ただし低オッズ賭けはブックメーカーが禁止している場合もあるため、規制対象となる場合がありますから、ピナクルのような規制のないブックメーカーを利用するなど対策が必要です。